ねこの溜息

カテゴリ:鳥( 21 )

みにくいアヒルの子

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その童話のモデルとなったのが、おそらくこの子。
白鳥の幼鳥です。

白鳥の繁殖地はシベリアですから、昨年の夏に生まれ、
半年ほどでこうして数千キロの旅をして来たのです。

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自然は動物の成長速度に関係なく移り過ぎていきます。
その「時間の壁」を突破できたものが、「支配種」となれます。

人類は、どうやってその「時間の壁」を突破したのでしょうか?
「生物学」における私の最大の疑問なのです。


by kuronekosannh | 2014-01-18 07:48 |

うざったい(^^;

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瓢湖は、世界で初めて野生の白鳥の「餌付け」に成功した場所です。

今でこそ、野鳥の餌付けには賛否両論がありますが、
まったくの「自然」がどんどん失われていっている以上、
「餌付け」によって、野鳥との共存を図るのも致し方ないことだと私は思います。


さて、このカット。何をしている所だと思います?

「答え」は、桟橋の上に鴨さんを集めるために餌を撒いているのです。

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瓢湖には5,000羽を超える白鳥さんが飛来しますが、
鴨さんの数はその10倍以上もいます。

普通に餌を撒いたら、ほとんどが鴨さんに盗られてしまいますから、
予め、鴨さんを桟橋に寄せ集めているのです。

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湖面に鴨さんが少なくなってきた頃、
白鳥おじさんは「ほーい、ほい♪」と声をかけながら、白鳥に餌を投げかけるのです。

そこに、人と野鳥の友情が芽生えるのです。

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白鳥は普段はとても大人しい鳥さんですが、
感情が高まるとこうして羽を広げます。

おそらく、足元をちょろちょろしている鴨さんに我慢できなくなったのでしょう(^^)
しかし、直接攻撃をすることはありません。

瓢湖はそれくらい「「平和な湖」です。







by kuronekosannh | 2014-01-17 23:07 |

エナガ

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2013年12月29日、手賀沼にて。

オナガはカラスの仲間ですからでかいのですが、エナガは最も小さな小鳥の一種です。

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体長14cm前後。鳥さんの体長は嘴から尾羽根の先っぽまでの事ですから、
体の大きさはスズメの2/3ほどしかありません。

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こんな小さな体でも、逞しく大自然を生き抜いています。

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夕暮れの手賀沼。
今年は暖冬なので、あまり鴨さんも南下して来ていません。

ならば、私が北に行けば良いことなのです。

既に1月の3連休は新潟行きを決めています(^^)

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スズメちゃんは、逞しい小鳥の代表格です。

雪の中での白鳥や越後スズメに出会える事を今から期待しています。

雪よ降れ!

雪が降らない土地に住む者には、「雪景色」って、とても憧れるものなのです。


by kuronekosannh | 2014-01-06 06:56 |

我孫子にて

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我孫子市にある「鳥の博物館」への道すがら、百舌鳥さんに出会いました。

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百舌鳥も雑食性ですから、木の実も食べます。
折角訪れた「鳥の博物館」は、年末の休館中でした(^^;

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でも、手賀沼には多くの鳥さんがいたので、それで良いのです。

我孫子市のシンボル「オオバン」さん。

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「バン」は鴨ではありません。
ツル目クイナ科の鳥ですから、足に「水かき」がありません。

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カモ科最大の動物、白鳥の水かき。
でかい「うちわ」ほどの大きさがあります。

「水鳥」とはそんな違いを乗り越えて「共存」しています。



by kuronekosannh | 2014-01-05 17:36 |

うちの子です。

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「ジョウビタキ」

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「百舌鳥」

この二羽は、私の実家の周りを縄張りにしている鳥さんです。
「冬鳥」ですからお正月に帰省した時にしか逢えませんが、実に律儀に現れてくれます。
もう数年前から…。

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なんとも可愛らしいじゃありませんか?

実は野生の小鳥の寿命って良くわかっていないのです。
小さすぎて、野生での「個体識別」や「継続観察」が難しいから。

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大型の白鳥や鶴・鷺・鸚鵡類は50年以上生きられますから、
小鳥の寿命も一年であるはずありません。

「ツバメ」は渡りをします。
「渡り」をする以上、寿命が1年であるはずは無いと思います。

「小鳥」はけして「か弱き者」では無いというのが、私の考えです。
可愛らしい外見から想像がつかないような、
とても逞しく、したたかな一面を持っています。

そんな姿を見られるのが、「鳥見」の醍醐味なのです(^^)



by kuronekosannh | 2014-01-04 23:19 |

ハシビロコウ

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「鳥」と分類して良いのか?
とにかくこの子は「鳥類」というカテゴリーから外れた鳥さんです。
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とにかく「動かない鳥」として有名になってしまいましたが、
見ていると、結構活発に動きます。

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こんなふうにまばたきはしょっちゅうしますし、

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首も回せます。
こんな鳥さん、日本には13羽しかいません。
此処上野動物園に5羽、那須動物王国に3羽。
市川市動物園と高知県のいち動物園に2羽ずつ、
そして、伊豆シャボテン公園にいるたった1羽のビル爺さんが、
飼育下では世界最年長のハシビロコウ。

「鶴は千年、亀は万年」と言われますが、シャボテン公園のハシビロコウはおそらく50歳を超えています。
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そんなビル爺さんの最新映像。
12月23日撮影。
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餌は生きている鯉です。

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なんとも美味しそうに咥えています。
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ごくんと一飲みで。

ある意味「残酷」な光景なのですが、「生きる」ってこんなものです。


by kuronekosannh | 2013-12-25 00:27 |

闖入者

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ワカケホンセイインコ
都心にある動物園は都市に残された広大な「緑地」ですから、飼育動物だけのものではありません。
この覚え辛い名前のインコさんは、外来生物。
ペットとして飼われていたものが逃げ出して野生化したものです。

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「肉食スズメ」
動物園の闖入者で一番多いのがスズメちゃん。
どんな動物の檻にも侵入して、餌をかすみとっていますが、此処はトラの檻。

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トラの食べ残した骨に群がるスズメちゃん。

これでは「スキャベンジャー」です(^^;

スズメは雑食ですが、まさかこんなものまで食べているとは思いませんでした。

「生きる」というのはまさにこういう事なのだとあらためて思いました。

動物は他の動物の命をいただいて生きているのです。

その事を認識しない「環境バカ」など、相手にしたくありません。

by kuronekosannh | 2013-12-22 11:46 |

渡り鳥

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白鳥は「渡り鳥」です。
シベリアで生まれた幼鳥は、我が国で初めての「冬」を体験します。
このカットに写っている灰色の鳥さんが、今年生まれた幼鳥です。


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この子たちが「瓢湖は居心地が良い」と思ってくれれば、将来的にもこの湖に帰ってきてくれます。

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私は「里の鳥」の保護に関して「過保護」はいけないと思っています。
彼らの生活は「人とあれ」ですから、鳥さんが住めないような街は、人も住み辛い所になっていきます。
by kuronekosannh | 2013-12-14 17:39 |

距離

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野鳥は本来とても警戒心の強い動物です。
しかし、瓢湖の白鳥さんは別格なのでしょうか?

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今の時期瓢湖の白鳥さん、昼間は田圃で餌となる「落ち穂」や「稲の根っこ」を食べています。

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人が居ようがお構いなし(^^; 安心しきっています。
それだけ、此処水原の人たちは、白鳥を大事にしているのです。

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稲刈りの終わった田圃にはほとんど人がいません。
私は喧騒にまみれた湖畔より、こんな広大な田圃の中で寛いでいる白鳥さんが好きです。

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ただ一人、広大な田圃の畦道で風の音と白鳥さんの「クークー」という鳴き声を聞くのが、
至福の時間なのです(^^)

日頃溜まった心の中の淀みなど、あっという間に吹き飛んでしまいます。

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新潟の人達のこの「野鳥を愛する心」があれば、きっとトキも復活できます。
私は、そう信じています。
by kuronekosannh | 2013-12-13 01:21 |

疾走る。

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白鳥は結構難儀な鳥さんです。
日本に来る鳥さんの中では最大・最重量級の体を持っています。
だから、飛び立つ為には、長い「助走距離」が必要となります。
同じくらいの大きさの鶴やアオサギさんはもっとスリムですから「一羽ばたき」で飛び立つ事ができます。

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群れのリーダーの「コーコー」という掛け声に合わせて、一斉に水面を駆け出すのですが…、未だそのタイミングが掴みきれていません...。

でも、こんな息の揃った姿を見ると、彼らなりの「合図」が鳴き声の中に隠されているのでしょうね。

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とにかく、こんなシーンを撮るには苦労します(^^;

山ほどの失敗カットの中の一枚です。

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100枚撮って、一枚こんなカットが撮れればそれで良いのです。

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「「ヒット」する確率が低いほど、我々「ネイチャーカメラマン」は萌えるのです。
by kuronekosannh | 2013-12-12 00:52 |



見たまま、感じたままで。二つ名「ヤマト」をいただいていますので、お好きな方で呼んでください。
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