ねこの溜息

「津波ライン」

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「小ネタ」です。

私の故郷の町は、三河湾のどん詰まりに位置しています。
海沿いの地域では海抜1m未満ですから、
三河地震や伊勢湾台風の高潮で浸水被害を受けています。

しかし、三河湾は間口が狭いですから、甚大な津波被害に遭うことはまずありません。
幸い、私の実家は河岸段丘の上ですから、
過去に一度も浸水や津波を受けた事はありません。

この標識があったのは、過去の漁師町地域。
家から1kmも離れていないのですが…
海沿いでは必要な事です。

私の大学の専攻科目は「自然地理」でしたから、
地形と自然災害の関係は熟知しています。

東京は意外と水害に弱い街です。
だから私は、常に高台に住むようにしていました。
神田川とその支流が氾濫する場所は、地形図を見れば一目瞭然です。

渋谷の「渋谷川」もヤバイ。
「溜池山王」が水没した時も、「当然」だと思いました。

そもそも地名に「谷」や「池」とつけるのは、古来から水を集める場所なんです。

この標識があるのは「平井」という地区です。
元々「河岸段丘の外れの平地」に湧水があったのですから、
水が入ってくれば、即溢れます。

「地理学」の面白い所は、こんな所。

これは「言葉遊び」ではありません。
「地名」とはそんな深い意味を持っているのです。




by kuronekosannh | 2016-03-16 21:52 | kuronekosann
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見たまま、感じたままで。二つ名「ヤマト」をいただいていますので、お好きな方で呼んでください。
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