千葉市動物公園を一躍有名にしたのが、このシセンレッサーパンダの風太くん。
この子も既に10歳。奥さんチイチイとの間に18頭もの子や孫がいる立派なおじいちゃんになっていました。
だれてる風太に替わり、子供達は元気に木登りをしていました。
現在、千葉市動物公園には8頭のレッサーパンダがいます。
熱川バナナワニ園のニシレッサーパンダ26頭には敵いませんが、かなりの数です。
我が国の動物園で飼われているレッサーパンダ、熱川以外は全てシセンレッサーパンダです。
おそらく、チベットに住むニシレッサーパンダより飼いやすいので、引き取り手が多いのでしょう。
風太の子孫も、日本中の動物園に散らばっていきました。
これは「近親交配」を避ける為には致し方ない事です。
動物園は「種の保存をはかる」という大事な使命も持っています。
だから、熱川のニシレッサーパンダも飼育が難しいからと言わず、引き取り手が現れると良いなと思っています。
見た目はほとんど変わらないのです。
ただ、ちょっと暑さに弱いだけですから…。