「オニバス」
「蓮」と「睡蓮」は、長いこと同じ「科」に分類されていましたが、
近年は「ハス科」と「スイレン科」に別れて分類されるようになりました。
似たような「水生植物」ですから、古代蓮の里にもあります。
「オニバス」はスイレン科。
葉っぱは水面に浮いているだけです。
葉っぱの表面にトゲトゲがあるので「オニバス」と呼ばれています。
「オオオニバス」ともなると、葉っぱの直径が2m位になりますから、子供くらいなら乗っても沈みません。
これが「行田蓮」
「大賀蓮」と並ぶ「古代蓮」を代表する品種。
「大賀蓮」は千葉県の特別天然記念物になっていますが、「行田蓮」は行田市の特別天然記念物。
まあ、そんな事はどうでも良いのです。
私は綺麗なお花が見られるのであれば(^^)。
「蓮」と「睡蓮」の最大の違いは、この「立ち葉」。
睡蓮の葉っぱは水上に浮いているだけですが、
蓮の葉っぱは水面上にまで伸びてきます。
時にはお花を隠してしまう位…。
特に上野「不忍池」はいけません(^^;
あそこの葉っぱは元気良すぎて、お花を隠してしまいます。
こんな大ぶりのお花撮るには、できれば「ワイドマクロ」が使いたいので、
行く場所にいつも悩みます。