飲食店の「早仕舞い」など、なんの意味もありません。
「電力需要」の昼夜格差を見れば判る事です。
「夜間」は電力が余っているのです。
「電気」は発電しても貯めておくことは今の所できません。
しかし、発電所の安定稼働の為には、常に「同じ容量での発電」が望ましいのです。
ですから、電力会社は「夜間電力」の利用促進をはかってきた経緯があります。
工場などは「死活問題」ですから、今仕事の「ピーク」を「深夜」に移しています。
「問題」は「昼間のピーク電力」なのです。
簡単に言っちゃえば、昼間は仕事をしない。仕事をするにも、明るい内は照明は点けない。窓を開けてエアコンを切る。
以上の事をすれば、かなり「昼間」の電力需要は抑えられるはずです。
夜、いくら「節電」したって「経済」が縮小するだけなのです。
派手なネオンは消すべきでしょうが、小売・飲食店の経営までおかしくなったら、復興財源となる税収にも影響が出てきます。
電車も、昼間はがらがらなのですからそこを間引くべきで、早朝と深夜は通常運行にすべきなのです。
帰りの足が確保されれば、歓楽街にも人は戻ってきます。
「経済」とは「生き物」です。
「電気」という現代社会の「血流」が止まれば死んでしまうのです。