これが「河津桜の原木」
「寒緋桜」と「大島桜」の自然交配種だそうで、
総ては此処から始まったとの事。
川沿いの桜並木は全然お花が無かったのですが、「原木」や他の場所に植えられて居た木には、
結構お花が付いていました。
「個人」のお宅にある桜ですし、木の下には多くの観光客がいたので、
なかなか苦しいアングルで撮っています(^^;
意外に穴場だったのが「今井浜海岸駅」から見えたこの桜。
後ろの山にも河津桜がいっぱい植えられていたのですが、まだお花は見えず。
私の心を捉えたのはこの子。
線路を挟んでいるので、とても無警戒なメジロちゃん。
桜や梅の木に来るメジロちゃんは、とにかく花の蜜に夢中で無警戒になるのです。
スズメちゃんは桜の花にしか寄ってきません。
なぜなら「嘴の形」が違うからなのです。
河津桜に陣取るメジロちゃん。
メジロの嘴は細いので、お花に顔を突っ込んで蜜が吸えます。
ところが、スズメの嘴は太いので、花の根元を食いちぎって蜜を吸います。
「桜」の花は花茎の先に咲きますから、どちらの鳥さんも蜜を吸えます。
ところが、梅のお花は枝に密着して咲きますから、スズメちゃんには手が出せないのです。
梅園にメジロちゃんしか居ないのは、そんな理由なんだと思います。