私の田舎では「黒はんぺん」とは呼ばず、「いわしだま」と言ってました。静岡の隣の県なんですがね。
で、普通に「はんぺん」と呼んでいたのは東京で言う「薩摩揚げ」。白くてふわふわしたのは「半月」(形が四角ではなく半円形でした)。
「おでん」も普通は「味噌おでん」を指し、だしで煮込むのは「関東煮」。具も、大根・にんじん・里芋・こんにゃくなどが中心で、練り物はちくわくらいしか入れません。
学校の給食でも出てきましたから、それがスタンダードだったんでしょうね。
東京に出てきた当初は、名前の違いに吃驚しました。
あと、名前ではありませんが東京に出てきた当時は赤味噌(八丁味噌)が手に入らなくて、田舎から送ってもらったりしましたね。
二十数年前の思い出です。