私は今、「紙」を扱う仕事してますが、やればやるほど興味深い世界です。
日本の和紙に触れたのは、子供の頃の障子貼り。当時の我が家では、年末の障子の張替えが恒例だったんで、よく手伝わされました。
「紙」業界では、大手メーカーより代理店、卸問屋のほうが力持ってることが多いんです。
メーカーも創業100年超えてますが、洋紙が日本に入ってきたのは明治時代。でも、紙屋さんはそれ以前から存在していたんで創業200年とか、とんでもない歴史を持ってるとこがいっぱいあります。
紙も織物も、明治時代の国策産業だったんで、その辺の歴史を紐解けば、面白いエピソードが一杯出てきますからお勧めです。
私は、あまり政治史には興味ないんですが、産業史にはすごく心惹かれてますんで。